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論文

リチウム原子を含む新しい分子種の化学結合

工藤 博司

化学と工業, 45(5), p.941 - 944, 1992/00

リチウムは水素化物と類似のの化合物を形成する。しかし、最近めざましい進歩をとげている計算化学によると、水素化物の水素原子とリチウム原子との置きかえにより、従来の常識では考えられないような特異な化学結合を有するポリリチウム化分子の生成が示唆されている。筆者らは、理論的に存在が予測されているこのような分子のうち、CLi$$_{6}$$,Li$$_{3}$$O,Li$$_{4}$$O,Li$$_{3}$$S,Li$$_{4}$$S,Li$$_{4}$$Pなどいくつかの超リチウム化分子の実在を確認した。本稿では、金属リチウムクラスターおよび超リチウム化分子を対象に、リチウムがつくる新しい分子種の化学結合について解説する。

論文

超リチウム化分子の結合状態解明をめざして

工藤 博司

化学, 46(5), 353 Pages, 1991/00

発達のめざましい計算化学により、理論的に存在が予測されている超リチウム化分子の実在を、実験的に確かめる研究の現状を紹介する解説記事である。これまでに実在を確認したLi$$_{3}$$O、Li$$_{4}$$O、Li$$_{3}$$S、Li$$_{4}$$S分子について得られた解離エネルギー及びイオン化ポテンシャルの実測値と理論値を比較し、今後の研究の方向について述べる。

論文

オクテット則を超える化合物の出現; リチウム化分子の謎

工藤 博司

化学, 46(11), p.748 - 752, 1991/00

理論的に存在が予測されているいくつかの超リチウム化分子のうち、これまでの実験でCLi$$_{6}$$,Li$$_{3}$$O,Li$$_{4}$$O,Li$$_{5}$$O.Li$$_{3}$$S,Li$$_{4}$$SおよびLi$$_{4}$$Pの実在を確認した。これらの分子は、オクテット則(八隅説)に従う通常の分子に比べて1~2個過剰の原子価電子をもつ奇妙な分子であるが、熱力学的にはかなり安定な分子であることがわかってきた。量子論にもとづく化学結合論では必ずしも異常な結合状態とは言い切れないが、特異な結合状態の解明は今後の化学結合論の展開に新たな示唆を与えるものである。本稿では、八隅説の始まりから、超リチウム化分子発見の経緯、化合物の化学熱力学的性質などについて、初学者向けに解説する。

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